ペーパー校の場合、100%の出題確率といってもよいぐらい出題される「お話の記憶」。
学校によって、「クセ」があるにはありますが、基本的には「記憶」することには違いありません。
また、何問か解いてみると、子供でもそのうちに気付くと思いますが、だいたい質問される事項は決まっています。
例えば、以下のような項目がでてきたら、要注意です。
正しく覚えるようにしていけば解けるようになります。
・色
・季節
・数
・対応(誰が?どれを?)
ただ、「季節」や「数」はちょっとだけ難易度が高いかもしれません。
例えば、「季節」は、このように出題されます。
お話の中の季節と同じ季節のものを下から選んで〇をつけてください。
お話の中と同じ季節の花を下から選んでください。
この場合、「常識問題」といわれる分野での知識が求められることになります。
まだ常識問題の理解が終わっていない場合は、苦労することになります。
次に、「数」。
例えば、このように出題されます。
動物Aからドーナツを1個もらいました。---- しばらく歩いていくと ----- 最後に動物Cからドーナツを3個もらいました。
(質問)もらったドーナツは全部でいくつですか?下の□にその数だけ〇を書いてください。
この場合、途中の「1個」や「3個」という数だけを覚えていて、「1個だ!」とか「3個だ!」とかではダメです。
質問を正しく理解して、その場で簡単な計算をすることが求められています。
さて、具体的に2つの例をあげた通り、単純な「記憶」だけでは解けず、他分野の知識や理解といったものが求められることもあります。
「お話の記憶」分野は、数をこなしていけば、覚えるべきポイントが分かってきますので、得点は伸びていきます。
ただ、満点を目指すには、他分野の学習も求められます。
というわけで、時間はかかるかもしれませんが、頑張れば頑張るだけ、結果に結びつきやすい分野ですので、ぜひ頑張って、満点を目指してください。
おしまい。
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