ちょうど2月になり、世間では、中学受験の時期になっています。(高校、大学受験もですね。)
そんなわけで、私の職場でも、中学受験の話題がチラホラを聞こえてくるようになりました。
「いろいろ考えた結果、中学受験をしないことにしました。」
「実は、中学受験をしようと思って塾に通いだしたけど、送り迎えだけでもすごく大変。。。。」
とか。
ところで、先日、全く別々の2つの家庭から、「〇〇の理由で、中学受験をします」という話を聞いて、「おー、なるほど、そういう選択の観点もあるんですね」と思いました。
実はどちらのご家庭も、地元の公立中学校では、子供が夢中になっているスポーツ系の部活動(サッカー、水泳、野球、チアリーディングなど)が"ない"ことを知り、部活動の観点で中学受験を選択している、という点が共通しています。
しかも、親ではなく、子供自身がその選択を希望している、という点も共通しています。
小学校受験を考えると、子供が希望する、ということはほとんどないかと想像します。
もちろん、子供が興味を持っていそうな分野や、親が期待する将来を考えて、親が学校を選択することはあると思いますが、さすがに小学校高学年ともなると、自分がやりたいことを自分で考える、という自我がはっきりと芽生えてくるようです。
結果、学校選択の際にも、親の期待とはまた違った選択肢がでてくることになります。
この点、親の期待通りには進まないこともでてくるかと思いますが、それはそれで喜ばしいことなのかな、と思いました。
もちろん、高校受験、大学受験、と先に進めば進むほど、子供の意見は大きくなっていくことでしょう。
ただ、だからといって、子供の期待通りの道を進ませてあげることが、必ずしも良いことだとは思いませんが、家族で話し合いをしていくことは大切だと思います。
なによりも、親は、社会人としての経験があります。
結果、それでも自分は頑張る、と子供自身が決めて、その道を進むのであれば、あとは親が全力でサポートするのみです。
だって、子供の人生は子供の人生で、悲しいことに、親はどんなに頑張っても、最後までは一緒に走り続けることは(たいていの場合は)できないのですから。
おしまい。
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