我が家の場合、小学校受験を決めたのが、ずいぶんと遅かったので、いろいろな対策や準備が後手後手でした。
「模試」のその一つです。
今ふりかえってみると、計6回の模試を受けていました。
幼児教室は2つ、掛け持ちしていましたので、ここではAとBとしています。
一般的には、Aが中規模、Bが大手、といえると思います。
この規模は、模試の受験者の母数にも同じように当てはまります。
というわけで、それなりの規模(母数)での模試となると、4、5、6、の3つぐらいだけとなります。
1.春ぐらいに、幼児教室A主催の模試(ペーパーのみ)。
2.夏ぐらいに、幼児教室A主催の模試(ペーパーのみ)。
3.夏ぐらいに、幼児教室主催Aの学校別模試(ペーパー、運動、巧緻性/工作)。
4.夏か秋ぐらいに、幼児教室B主催の学校別模試(ペーパー、運動、巧緻性/工作)。
5.夏か秋ぐらいに、こぐま会の合格判定模試(ペーパー、巧緻性/工作、行動観察)。
6.秋か冬ぐらいに、国立(筑波)対策の直前模試(ペーパー、運動、巧緻性/工作)。
ところで、「模試」は受けてもあまり意味がない、という意見があるようです。
私はこの意見には賛成です。
いくつか理由がありますが、まず、小学校受験は学校によって、試験内容が全く異なります。
ペーパー分野だけ考えても、小学校により、出題範囲に偏りがあります。
例えば、国立の筑波大学附属小学校のペーパー問題は、お話の記憶と図形問題の2つ分野しか出題されません。
極端な話、この小学校を専願する家庭であれば、他の分野の出来・不出来はあまり意味がありません。
他にも、女子高は他の共学とはちょっと出題傾向が異なる傾向にあるとも感じます。
そもそも、子供本人の実力で評価される(評価されやすい)中学受験、高校受験、大学受験とは異なり、親の属性などでも評価されることもある「らしい」とされる小学校受験ですので、子供本人の実力が評価される模試の結果は、あまり当てにならないのではないか?というのが私の考えです。
一番いけないのが、母数もそれなりに大きい大手の模試で、上位の数パーセントに入り、かつ学校別の順位でも定員の内でも上位であった場合、「ここまで出来いれば大丈夫だ」と安心してしまうパターンです。
仮に、模試の結果が良かったとしても、安心は禁物です。
(逆に、模試の結果が悪かったと言って、絶対にダメ、というわけでもないと思います。)
ただし、私は「模試を受ける必要がない」とは決して言っていません。
むしろ、受けたほうがよいです。
いえ、絶対に受けたほうがいいです。
この点については、また次回に書きたいと思います。

[模試の活用②] 小学校受験の模試は絶対に受けたほうがよい。
https://nenchou-ojyuken.blogspot.com/2020/02/blog-post_16.html
共働き&保育園の年長から始めた小学校受験。
https://nenchou-ojyuken.blogspot.com/2020/02/blog-post_16.html
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