さて、前回の続きです。

[模試の活用①] 小学校受験の模試の結果は当てにならない?
https://nenchou-ojyuken.blogspot.com/2020/02/blog-post_15.html
共働き&保育園の年長から始めた小学校受験。
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共働き&保育園の年長から始めた小学校受験。
前回は、模試の結果は当てにならない、ということを書きました。
これは、模試が意味ないということを言いたいわけではなく、模試の結果に一喜一憂しないほうがよい、という意味で書きました。
そして、模試は意味があります。
いえ、絶対に受けたほうがいいです。
ただし、直前になってくると、各幼児教室でも直前模試などがたくさん実施されることになりますので、スケジュール管理だけは実施して、くれぐれも子供に負荷がかかりすぎないようにしてください。
もちろん、まず、模試は受けること自体にも意味が大いにあります。
1.試験という特殊な雰囲気に慣れる。
大人でも、試験会場って、緊張しますよね?
ひょっとしたら、まだ人生経験の少ない子供のほうが緊張しないかもしれませんが、それでも小学校の受験では、本番、なにがおこるのは分かりません。
絶対に、雰囲気には慣れておいたほうがいいです。
2.パーパーの弱点を発見する。
模試の種類にもよりますが、ペーパーの弱点を発見するよい機会です。
間違えないことよりも、どんどん間違えて、弱点を発見する機会に使うべきです。
この場合、なによりも大切なのは、復習です。
我が家では、類似問題を手作りしてまで、しっかりと復習していきました。
3.パーパー以外の分野で第三者の評価を確認する。
ペーパー以外の、工作、絵画、行動観察など、どうしても親では評価基準が掴みづらい分野については、模試の活用が有効です。
ここでさらに大切なのは、いつも通っている幼児教室で同じような模試を受け続けるのではなく、別の幼児教室の模試や統一模試などを受けることです。
そうすることで、より第三者に近い形の評価を多方面から受けることができます。
また、1の「場慣れ」にも関連しますが、より本番環境に近い雰囲気で、今まで練習してきたことを発揮できるか、といった点にもつながります。
という意味では、いくつかの幼児教室の模試を複数回、受けたほうがよいですが、先にも書いた通り、毎週末のように模試を受ける、1日で模試を2回受ける、といったような過密スケジュールは絶対に避けるべきです。
子供に負荷がかかりすぎる、といった点以外にも、復習にそこまで手がまわらなくなる恐れもあるからです。
模試を受けたこと、そして模試の結果に一喜一憂するだけで、肝心な復習が疎かになっては意味がありません。
(小学校受験の模試はそれなりによい値段がしますしね。)
おしまい。
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