2020年度の小学校受験も一段落し、あとは入学説明会を待っている、または既に終わっている家庭が多いかと思います。
それと同時に、補欠合格の連絡をいただき、時間だけが過ぎ、「まだか、まだか」と待たれている家庭も少なくはないかと想像します。
さて、10月の神奈川校(私立)からはじまる小学校受験は、12月の国立小学校が最後となります。
家庭の方針、また幼児教室のアドバイスにより、最終的に複数の合格をいただく家庭も少なくはないかと想像します。
- 私立小学校で、10月の神奈川校と、11月の都内の小学校で、複数合格をいただく家庭。
- 試験日が密な11月の都内私立小学校で、複数の合格をいただく家庭。
- 国立が本命で、練習として事前に受けた私立で合格をいただきながら、国立でも合格をいただく家庭。
- 国立で複数合格をいただく家庭。(抽選を考えると、一番少ないとは思います。)
では、繰り上げ合格で「動く」のはいつでしょうか?
つまり、いつ「合格辞退」がでるのでしょうか?
一般的に、年内は、慶応幼稚舎の合格発表後と言われているようです。
参考までに、2019年は11月14日でした。
考査が11月1日から11月8日までであることを考えると、遅い気がします(この間にどんなことをしているのでしょうか???)が、まあそれは気にしないでおきましょう。
ちなみに、同じく最難関と言われている早稲田実業学校初等部は、11月13日でした。
ほとんどの難関小学校はそれ以前に発表がでていますので、都内の私立小学校のたいていは、ここで出揃うと考えてよいと思います。
つまり、11月中旬から、合格辞退、補欠の繰り上げ、が順番順番と進むことになります。
そして、このころから、私立小学校では入学説明会がはじまります。
さて、試験日が一番遅く、そして国立最難関といわれる筑波大学附属小学校の合格がでるのは12月19日です。
注意)合格「発表」は12月20日ですが、3次考査(抽選)の結果はその場で分かります。
ここで問題となるのは、12月下旬というカレンダーです。
12月後半、特にクリスマスを過ぎるころには、多くの小学校で冬休みがはじまります。
仮に「合格辞退」の連絡を小学校が受けたとしても、次の候補者(補欠)を選び、連絡をするとなると、多少は時間がかかる場合もあるかと思われます。
また、家庭によっては、年末年始で実家に帰り、家族で相談、というパターンも考えられます。
となると、そもそもの学校への辞退の連絡が年明けになってしまうでしょう。
というわけで、慶応幼稚舎の合格発表後、そして、年明け、この2つのタイミングで、繰り上げ合格が進む可能性がある、と考えらえます。
- 慶応幼稚舎の合格発表後(11月中旬以降)
- 筑波大学附属小学校の合格発表~年明け後(1月以降)
そういえば、国立のお茶の水大学附属小学校、そして筑波大学附属小学校、それぞれの3次考査(最後の抽選)の時、「繰り上げ合格の可能性がありますので、年明けの2月上旬(具体的には失念)までは手元の考査表を捨てないで保管しておいてください」と案内がありました。
逆に言うと、年明け1月いっぱいまでが目安となりそうです。
あまり無責任なことは言えませんが、まだ1月は始まったばかり。これからまだまだ動く可能性はあります。
おしまい。
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