今日は、2020年度の筑波大学附属小学校の2次検査の合格発表でした。
時間は14時30分~16時。
(合格していた場合、16時までに手続きをする必要があるので、16時ギリギリの到着では少し遅いので、なるべく早めに着くようにしましょう。)
茗荷谷駅には、14時25分ぐらいに到着しました。
茗荷谷駅をでて歩くこと数分。
なんと、敷地(公園?)の端まで既に行列でした。これには驚きました。
ただ、ちょうど14時30分すぎだったようで、列はスムーズに進み始めます。
占春園門から小学校に入り、掲示板の手前に着いたのが、14時38分でした。
だいたい10分もかからずに、掲示板まで進めたことになります。
手前が男子の検査合格者の張り紙、奥が女子でした。
合格された方は、掲示板のすぐ横の階段をがあがり、校舎に入り、手続きがあります。
(合格された方で、3次検査を希望される方は、忘れずに手続きしてください、と何度もアナウンスがありました。)
小学校受験を”ほぼ”終えて。
さて、私立小学校の受験がはじまってから、1か月以上が経ち(神奈川校や女子高などの面接から数えたらもう2か月ですね)、長かった受験期間も、とうとう終わりです。
いざ始まってみると、特に11月の第一週などは毎日毎日が非常に早く進むことに驚きましたが、ひと段落すると、国立小学校がはじまり、1か月以上の間、緊張感を維持されるのは非常に大変だったと思います。(親子ともども)
とりあえずは、お疲れさまでした。
明日の筑波小学校の3次選考(抽選!)は、もう本当に”運”ですね。
良い結果が訪れますように!
2次の受付番号(出願タイミング)と合格率の関係
少し話題を変えましょう。これから(来年以降)受験される方が一番気になるのは、2次の出願タイミングではないでしょうか?
どれだけ早く、早朝から並んだほうがよいのか?
(もちろん、1次の抽選を通過した後ですが。)
それでは、まずは、2020年度の2次検査の合格者番号を考察していきたいと思います。
(お茶の水大学附属小学校では、掲示板の写真撮影は禁止でしたが、筑波大学附属小学校は特に禁止されてはいませんでした。)
筑波の場合、1グループ30名での考査、ただし後半は人数調整のために20名だったり15名だったとするようですが、以下の表では、とりあえず全て30名というグループ単位として、それぞれのグループ内での合格者の人数を数えてみました。
(表内の数値は”人数”です。)
ご覧の通り、そして分かりやすいぐらいに、Aグループ、Bグループ、Cグループ、総じて、前半組のほうが合格率が高いようです。
男子Aは30名中で14名が合格、つまり約2名に1名です。これは驚異的な数値です。
女子Aも30名中で12名、つまり約3名に1名です。こちらも高いです。
まず、筑波のこの2次検査の結果の番号の分布から、それぞれ30名単位のグループから万遍なく、均等な割合で合格者を選んでいるのではない、ということが読み取れます。
となると、いかに、「光る子」、「選ばれる子」になるか、ですね。
さて、前半組のグループのほうが比較的に合格率が高い件、いくつか理由がありそうですが、一番は、2次出願を早くする家庭=小学校受験に(他の家庭と比較して)本気で取り組んでこられた家庭が多い、だと感じています。
そう、ここで2次検査の出願タイミングが重要になってきます。
早朝から並び、若い番号を取得することのメリットを考えてみます。
- 行動観察や移動時など、(悪い言葉で申し訳ありませんが)記念受験のワンパクな子供に振り回されることを回避。
- 本気組みの家庭の子供たちと一緒に考査を受けることで、良い刺激を受けて「底上げ」されることを多少は期待。
ただし、逆に、デメリットも考えられます。
優秀な子供たちの中で「埋もれてしまう」可能性もゼロではありません。
振り回されることを回避した結果、埋もれてしまったのでは、意味がありません。
ただ、逆に、ワンパクな子供たちの中であえて考査を受けることで、目立つことを期待する、という選択肢も考えられます。ちょっと博打みたいですけどね。
親が、2次検査の出願タイミングにおいて、どのような作戦をとるか?
これはこれで重要ですが、子供の性格にも大いに左右されますので、単純に合格率だけで判断することのないように注意してください。
最後に、くどいかもしれませんが、もう一度。
各グループ毎の合格率をだして比較しても、あまり意味はないかと思います。
だって、母集団の雰囲気が全く違いますからね。
来年以降の参考になれば幸いです。
おしまい。
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