小学校受験「絵画」の対策について。一番大切なのは?




定番分野である、「絵画」。

こちら、学校によって、想像画またはリアル画など、出題のされ方に違いはあります。



例えば、慶応幼稚舎は想像画というイメージですが、ちょっと早稲田は難解です。

というのも、年によって、さらには、性別や試験グループ(つまり試験日程)によって全く違うようです。



とはいえ、あくまでもこれは私の経験上ですが、絵画力が一番求められているわけではないと感じました。
(あくまでも私の経験上です。)



ただ、もちろん、絵が下手よりは上手いほうがよいのは事実です。

なんといっても、一目で惹きつけられますからね。



とはいえ、絵が上手でないと、絶対にダメか、といわれると、そうではないだろう、と思います。



大事なのは、想像力、でしょう。



課題をよく聞き、そこからなにをイメージをし、すぐに絵を落とし込むか。


これがポイントでしょう。



ただし、くどいですが、絵画力が一番ではないとしても、書きたいものを、誰がみても、ぱっと見で分かるようには表現する必要があります。


そのためには、基礎的な絵画力は学ぶ必要があります。



我が家はここらへんの力加減が分からなかったので、特に直前期は、1日に1枚または場合によっては1日に2枚も、絵を描いていました。
これでは、お絵描きが好きな子供でもさすがにつらいでしょうね。

ちょっと反省です。




最後に、絵画の上達には、ペーパー対策とは異なり、非常に時間がかかります。

そもそも希望する小学校の出題分野にないのであれば、無駄に時間をかける必要はないと思います。

何度か書いていますが、やはりまずは小学校の過去問・出題範囲をよく研究することが必要で、これは親の仕事です。

その上で、絵画の対策をするのであれば、基礎的な部分については、早い段階で取り組んで置き、後半戦、そして直前期は、その他の分野の完成具合をみながら、力を加減してもよい分野だと思います。


幼児教室で絵画(または絵画が含まれるような総合講座)を始める前に、とりあえず家庭でなにか取り組んでみたい、という場合は、いくつかのパーツを使って簡単に絵を描こう、という趣旨の参考書はおすすめです。






おしまい。




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