我が家は、いわゆる「お受験体操教室」、といっても、体操専門の教室ではなく、小学校受験の大手幼児教室の「体操コース」に通っていました。
最初に書いておきますが、我が家は、最終的には、慶応幼稚舎・慶応横浜初等部(2次)を受験することはなかったので、サーキット等の本格的な体操の試験はありませんでした。
過去の出題傾向、さらに試験から帰ってきた子供の話を聞く限りで、体操らしい体操といえば、筑波大学附属小学校ぐらいだったと思います。ただし、これも、例の「クマ歩き(走り)」だけでした。
以上を前提として、この記事を書いています。
また、小学校受験の体操教室と一口でいっても、サーキットを徹底的に実施する教室、行動観察よりな教室など、いろいろな種類があると思いますが、我が家が通っていたのは、基礎体力の向上や指示運動を目標として、それほどピリピリとした雰囲気ではない教室でした。
さて、いきなり私の結論となりますが、小学校受験を終わってみて思うのは、わずか半年程度でしたが、この体操教室に通ってて良かったと思っています。
ぱっと思いついただけで、以下があげられます。
- 基礎体力の向上。縄跳び、跳び箱、クマ歩き、など自分の回数やタイムを向上させることで自信がついた。(他の子供たちとの競争だけでなく。)
- 指示を聞き、行動に移す、という一連の流れを毎週体験できた。
- 小学校受験という同じ目標を持つ子供たちの集団の中で、集団行動をする練習ができた。
- なによりも、集中力がついた。
実は、体操教室とはいっても、基礎体力の向上といった面だけではなく、どちらかというと、集団行動になれる、また集中力をつける、といった面でのメリットが大きかったかと感じています。
例えば、小学校受験では、試験内容が多種にわたるため、短時間でいくつかの部屋を移動します。またそれぞれの試験中に、ペーパー、運動(体操)、工作、巧緻性、すべてのおいて、指示は口頭で行われます。
つまり、指示がきちんと聞けているかどうか、また集団でみんなと一緒に行動できているか、といった点でも常にチェックされています。
また、試験と試験の間で、休憩時間がある場合もあります。
試験時間が長時間に渡る小学校の例として、横浜雙葉やお茶の水小学校などがあげられます。この場合、どうしても気が抜けてしまうような時間がでてきてしまいます。
この場合、試験中だけなく、常に適度な緊張感の中で、指示を守る、ということはとても重要になってきます。
また、ふざけている友達に流されない、という点も重要です。
実は、我が家が体操教室を継続していた理由がもう一つありますので、最後に書きます。
- 体操の授業を、子供が楽しんでいたこと。
ただでさえピリピリしている小学校受験です。
やはり、子供が楽しめるのが一番です!
おしまい。
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