コネはあるのか?
小学校受験がひと段落して、ふと考えました。- コネ
- 関係者枠(兄弟枠・姉妹枠・出身者枠)
子供本人の実力(しかも学力)が純粋に評価される、中学受験や大学受験と違い、小学校受験からは切っても切れないテーマだと思います。
ただ、終わってみても、いまだに存在するのかどうか確かなことは分かりません。
でも、あるとは思います。
だって、「私の子供、コネで合格できたのよ!」って堂々と言う人って、あまりいないと思うんですよね。
それでも、なーんとなく、あそこのお子さん、たぶんコネかな?という噂は出回ります。
ただ、噂なので、100%真実かどうかは分かりません。
関係者は「有利」?
ところで、関係者は絶対に「有利」だと思います。だって、身近に、合格のコツを知っている人がいる、ということですからね。
ペーパー、工作、絵画、運動、すべての試験項目で、その学校特有の対策をよーく知っているわけです。
よーくね。
ひょっとしたら幼児教室以上によく知っていることでしょう。
そして、試験項目だけでなく、願書や面接でもそのメリットはあらわれると思います。
だって、その小学校が好む子供の傾向を知っているわけですからね。
そしてなによりも、その小学校の「建学の精神」をよく知っている、そう、知っているどころか、身をもって理解されていることでしょう。
願書や面接のネタにも困らないと思います。
さて、今までは受験生(受験する家庭)という立場でしたが、今度は逆の立場にたってみたいと思います。
小学校側からみてみましょう。
小学校側からみると、進学校だとしても6年間、一貫校だと12年とか16年とか、そのご家庭とは非常に長い付き合いとなるわけですし、できるだけ問題は避けたいと思うだろうな、と思うんですよ。
特にこのご時世です。すぐに広まって、学校の評判はがた落ちです。
世間の評判を気にしすぎるのはあまりよいことではありませんが、できることなら、避けれることは避けておいたほうがいいですよね。
となると、よく知っている家庭だったり、よく知っている子供の弟・妹って、すごく安心できると思うんですよね。
あー、あそこの両親(家庭)のお子さんだったら、大丈夫でしょう、ってね。
そういうわけで、関係者って、両者にメリットがあると思います。
不合格は、だれのせいでもない。
よく、私立小学校でも税金や補助金が(それなりの額)投入されているのだから、公正な選考をするべきだ、という方もいますが、それでも、私立は建学の精神があって、そこに人が集まってくるわけですので、やっぱり「学校に選んでいただく」、そしてその選考基準はオープンにまでしなくてもいいだろう、とは私は思います。
正直、小学校受験って、合否基準が非常にあいまいなので、なんで不合格なのか分からない、そう、理解できないんですよね。
それを子供のせいにして子供を怒るのは絶対にダメですし、本当かどうか分からない「噂」のせいにして、自分を正当化するのも、ちょっと違うのかな?と思います。
この場合、これがずーっと続くし、いいことなんてなにもないですよ。
どこか悪い(できない)点があったのではなく、そして誰かのせいではなく、相性が悪かった、運がなかった、ぐらいの気持ちでいるしかないのかな、と思います。
(非常に、難しいですけど。)
だって、仮に不合格だったとして、誰かのせいにしたくないですし、そしてその学校を嫌いにもなりたくない、です。
仮にも、入学を希望していた学校です。
なにかと理由をつけて、嫌いになるって、ちょっと悲しいことだな、と思います。
だから、その分、合格をいただけた学校には、あー、よくみていただけたんだ、ありがとう、という謙虚な気持ちでいたいと思います。
そして、子供も、両親も、みんな、よく頑張った、と。
でもね、本当に頑張らないといけないのは、これから(入学後)なんですよね。
親も、子供を通して、一緒に成長していきたいですね。
最後になりましたが、大丈夫。コネなしでも、関係者でなくても、合格はいただけます。
おしまい。
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