小学校受験、理想の通学時間の目安は?我が家の場合。




10月後半、まさに私立小学校の受験シーズ真っ最中のことと思われます。


今年はコロナの影響もあり、例年は後半組だった筑波大学附属小学校の試験が大幅に前倒しになり、まだ申込方法まで大きく変更になる等、小学校受験界にも大きな変化が起きつつあります。


さて、我が家の子供は、現在、小学1年生、本格的な当校は1学期の後半からでしたが、現在、楽しそうに学校に通っております。


電車での登校・下校も慣れてきたようで、それと同時に、通学時間に対する私の考え方も変わってきていますので、ここらへんで記事にまとめておきたいと思います。


受験校を考える際、また複数合格された場合の一つの参考意見としていただけると嬉しいです。


通学に関する考えの変化


まず最初は、1年前(受験前)の私の考えです。

・1時間ぐらいであればなんとか通えるだろう。(もちろん当初は親の付き添いが必要。)

・多少時間がかかっても、乗り換えは1回が理想。

・通勤快速な特急など、同じ路線で複数の列車がある路線は、極力、避けたい。(子供には難しすぎると思うため。)

・もし仮に、1時間を大幅に超える学校に縁があった場合は、引っ越し、一時的な引っ越し(低学年の間だけ)、またはセカンドハウスなりを考えたい。(と妻に強く言われた。)


次に、1年後(現在)の私の考えです。

・1時間以内は絶対。できれば30分程度が理想。

・乗り換え1回は絶対。


いろいろなリスクを考えると、一言でいうと、なるべくシンプルがよいすべき、と思っています。





通学時間の優先度

我が家は有難いことに複数校からの合格をいただけましたが、どちらの学校も通学時間は同じぐらいで、通学経路の混雑具合や乗り換えの複雑さも同じぐらいでした。

そのため、通学面での比較はありませんでしたが、小学校低学年、特に1年生の間の通学はとても重視したほうがよいと強く感じています。



「小学校受験は縁」である、とはよく言われますので、いくつかの小学校を受験することは悪くないことだと思いますし、受験前に決めておく必要はないと今でも思いますが、合格をいただいた後は、通学について、今一度よく考えていただいたほうがよいかと思います。



と、ここまで書いておきながらですが、実は、面接を考えると、受験前(面接前)には考えおく必要も実はあります。




面接時での通学に関する質問例

というのも、下のような質問がでることもあるからです。


「今日ここまでどのように来られましたか?」


「ご縁があった場合、どのような経路で通学される予定ですか?」

(ここらへんは願書に記載することもありますね。)


「今日ここにくるまでの間、どのような会話をされてきましたか?印象的なことがありましたら教えてください。」



話が脱線しましたが、まだまだ小さい小学生、特に小学一年生にとっては、通学は毎日が大冒険です。


せっかくの楽しい小学校生活が、苦痛になってしまわないためにも、通学時間は大切です。





そうそう、宿題も大切。

帰宅後は、宿題もしなければいけません。

通学時間が長いと、それだけ体への負担も大きく、疲れます。


また、結果として、宿題がなかなか進みません。


実はこれ、のちのち大きなデメリットにもなってくる可能性があります。





受験校(中学受験)の場合は、塾に通うことも考慮が必要。

私の知っているご家庭で、小学一年生(!)からSAPIXに通わせているというご家庭がいます。

なんでも、数年先の「席」の確保のために、今から入塾をしておく必要がある、とのことです。


これはちょっと極端な例の一つかもしれませんが、大学附属・系列や中高エスカレーター式の小学校ではなく、いわゆる中学受験に強いような進学校タイプの私立小学校に通われる場合、ひょっとしたら、塾を併用される方もいるかもしれません。


この場合、長い通学時間は、それだけでデメリットの一つになるかもしれません。


逆に、通学時間は多少は長いが、受験の心配がない(比較的に少ない)大学附属・系列の私立小学校を選択される、という意見もあるかもしれませんね。


ただ、今になって思うのは、この場合、小学校近くへの引越等を真剣に考えたいと思います。

なぜって、やっぱり通学時間は重要です。


おしまい。


0 件のコメント :

コメントを投稿