私の考え方。
本日の記事は、あくまでも、私の受験(試験)対策の考え方を述べていきます。(本日の記事はと書きましたが、よく考えたら、すべての記事がそうかもしれませんね。)
違う考え方の人もいるでしょうし、むしろ弊害(やらないほうがいい)だと考えられる人もいるかとは思います。
というわけで、あくまでも、一意見として聞いて(読んで)ください。
まずは過去問。ひたすら過去問。
私の受験対策としては、まずは過去問ありきです。中学受験、高校受験、そして大学受験、いえいいえ、その後、社会人になってからの各種の資格試験にも当てはまることですが、まずは過去問です。
最初に過去問に目を通します。
そして、実際に問いてみます。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
特に、小学校受験は、範囲が広いです。
一般的な分野として、ペーパー、巧緻性、工作、絵画、運動(体操)、面接などがあり、そして学校によっては昼食(お弁当)の時間も考査の対象です。
学校によってはペーパーなし、面接なし、といった学校もあり、また各分野の比重も学校によってマチマチです。
例えば、「工作」が過去10年の間に一度も出たことのない学校を志望するのに、工作の準備を最初から徹底する必要はありますか?
答えは、NOです。
そして、「ペーパー」と一口にいっても、いろいろな分野があります。
こぐま会の分類が非常に分かりやすいので、ここにリストしてみます。
- 未測量(シーソー、つりあい、関係推理など)
- 位置表象(迷路、右左、移動、四方観察、回転、方眼など)
- 数(一対多対応、分類係数、足し算・引き算など)
- 図形(点図形、分割、積み木、立体、展開図、回転など)
- 言語(聞き取り、昔話、しりとり、お話の内容理解など)
- 推理・記憶・論理(魔法の箱、じゃんけんなど)
- 常識
もう一つ、具体的な例をだしてみます。
国立の難関校、筑波大学附属小学校の過去問(1次抽選後の2次ペーパー)をみてください。
筑波大学附属小学校は、非常に傾向が分かりやすい学校です。
「お話の内容理解」と「図形」、この2つの分野だけです。
筑波大学附属小学校を受験するのに、「常識問題(理科的など)」や「位置移動」などの分野を徹底する必要はありますか?
こちらも、答えはNOです。
ただし。。。
ただし。。。
とはいっても、筑波大学附属小学校以外の小学校、特に私立小学校も受験する場合は話が違ってきます。
この点には注意が必要です。
過去問はすぐに買おう。
いわゆる、年中や年長から幼児教室に通われて、受験対策をされている家庭の方は、私立小学校がメインの方が多いかと思われます。この場合、実際は、各分野をまんべんなく対策されいるのかとは思われますが、それでも、受験する小学校を、早い段階で、ある程度は絞り込み、各学校の出題傾向をなんとなく、早い段階から、掴んでおく、というのは受験準備の一つだと思われます。
ちなみに、過去問ですが、私の経験では、伸芽会の学校別の有名小学校合格シリーズ「入試問題集」と、こぐま会の「過去問とっくん」の2つがおすすめです。
特に伸芽会の問題集は、ペーパー以外の内容についても、面接までも含めて一通りの受験内容が掲載されていますので、非常に役立ちます。
あと、こぐま会は「教室指導者からのメッセージ」も良かったです。こちらは最新年度の受験内容が詳細でした。
さて、過去問を買うタイミングですが、小学校受験を思い立ったら、すぐに買うことをお勧めします。
というのも、最新版の発売時期が、だいたい3月ぐらいから6月ぐらいだと思います。
最新版が6月に発売されるからと、お金がもったいないからといって、6月まで待つのは非常に時間がもったいないです。
たかだが、2,000~3,000円です。
幼児教室の季節講習がひとつで数万円することを考えたら、安いものです。
今発売されている過去問をすぐに買うことをお勧めします。
小学校受験は親の受験。
小学校受験は親の受験と言われるようです。
一般的には、コネだったり、お金だったり、そして、子供のやる気を引き出して継続する、のは「親」、といった意味でも使われているのかと想像します。
もう一本踏み込んで、なるべく無駄を少なく、そしてお金も時間も少なく、さらには、子供も親もよい関係で、小学校受験を戦い抜くには、(幼児教室の指導はたしかに有効だとは思いますが)親の受験対策が絶対に必要でしょう。
そして、この対策は、おそらく、各家庭ごとに異なるのではないかと思っています。
小学校受験は親の受験。
あなたは、どう戦いますか?
では、長くなってしまいましたので、今日はここまで。
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