両親フルタイムでの小学校受験、父親の役割①「幼児教室に足を運ぼう。」




何度か書いていますが、我が家は共働き、それに両親ともにフルタイム勤務です。

それでは、「父親の役割」というテーマで何本か記事を書いていきたいと思います。





まずは第一回目。



第一回目ですので、一番大切な点を書きたいと思います。




それは、ずばり、幼児教室に積極的に足を運ぶこと。




幼児教室への参加。

幼児教室に積極的に足を運ぶ、といっても、いろいろあります。

まず、幼児教室によっては、父母参観型と非参観型があります。

非参観型は、送り迎えだけして、授業風景は観覧することはできません。

参観型は、幼児教室によりますが、父母どちらか一名だけ、または両親共に参加できる教室もあります。


一般的に、「家をでる準備」という点を考えただけでも、父親と母親を単純に比較すると、父親のほうが準備にかかる時間は短いと思われます。

(もちろん、身だしなみに時間のかかる父親もいるとは思いますので、私の個人的な意見です。)



非参観型で、子供を幼児教室に送るだけ、または参観型で子供を送りつつ、授業も参観する、これをするだけでも母親の負担はかなり減ります。



また、父親一人ではなく、母親と二人で一緒に行動するだけでも、母親の精神的な負担はだいぶ減ると思われます。



小学校受験といえども、「受験は戦争」です。

家族がすぐ隣に一緒にいる、というだけでも、大きな精神的な支えになることは間違いないです。(と私は思います。)



(もちろん、前提として、父親が小学校受験に賛成している(反対していない)という条件がつきます。)



送迎中、または授業中に、ふと思いついたことを隣にいる家族にちょっと話をすることができる(相談というほどではなくても)、これだけでもだいぶ違うと思います。




幼児教室の父親参加率。

我が家は、受験後半の国立対策を含めると、(直前講習だけの参加も含めると)合計で4か所の幼児教室にお世話になりました。

具体的には、一般的に言われる大手は3社、中堅は1社です。


規模(&幼児教室のカラー)によって多少の違いはありますが、私が思っている以上に、父親の参加率、また父親だけの参加率は高いものでした。

これには非常に驚きました。


コースによっては、半数近くが父親、という場合もありました(!)。




そして、参加されている父親の真剣度。

なかには、参観型の授業で、参観している父親のほうがヒートアップしてしまい、子供を怒鳴っている光景を目にすることもあり、ちょっとこれは。。。。と本気で思うことはありましたが、基本的には、参加されている父親の皆さんは非常に真剣に、前向きな様子にみえました。


「小学校受験は、子供以上に、親(家族)がみられる」と言われます。



母親の負担を減らす、サポートをする、という点だけではなく、小学校受験を肌で感じて、理解する、という意味でも、ぜひ父親は参加したほうがよいと思っています。




両親フルタイムの場合、勝負は週末。

両親フルタイムの場合、現実的に平日に幼児教室に通うのは厳しいでしょう。

となると、土日が勝負です。


時間が限られていますので、精神的にも、肉体的にも、非常に張りつめていくことになります。


もちろん、これは両親だけに限りません。


子ども本人もです。


子どもの性別が男女どちらであり、やはり母親は(父親以上に)子供にとって甘えることのできる存在であると思います。


その母親が終始ピリピリしていては、子供にとってもよくありません。


いろいろな意味で、家庭力がみられています。

ぜひ、口うるさくない程度に、積極的に、参加してください。

(平日のお仕事でお疲れかもしれませんが。。。。)




我が家の場合。

我が家のことを少しお話しますと、土日の幼児教室、そして平日の直前講習、または平日の振り替え授業など、父親の私が参加することも多かったです。


特に平日はほとんど私が参加していました。

もちろん、なんとか有給等をやりくりして、です。


(驚いたことに、平日の昼間に、私と同じように参加されている父親が数名いることもありました。)



ちょっと脱線しますが、振替授業について、行動観察については、ぜひ、数回でもよいので、別の曜日(普段は週末のコースを受講されていたら、平日のコースへ振替)に振替されることをお勧めします。


というのも、行動観察は多種多様な子供達と触れ合わせたほうがいろいろな経験をさせることができます。


普段通っている授業であれば、メンバーがほぼ固定されてしまい、子供たちはどうしても各々の雰囲気なりを学習してしまいます。


ただ、本番の試験では、どのような友達と同じチームになるかなんて、分かりませんし、それこそ国立受験であれば、非常にバラエティーにとんだメンバー構成になることも予想されます。


ぜひ、可能な限り、子供にいろいろなことを経験させてあげてください。

そのためには、父親の積極的な理解と参加が求められると思っています。



つづく。



両親フルタイムでの小学校受験、父親の役割②「幼児教室にかかるお金」
https://nenchou-ojyuken.blogspot.com/2020/01/blog-post_20.html
共働き&保育園の年長から始めた小学校受験。


両親フルタイムでの小学校受験、父親の役割③「精度の高い情報収集。」
https://nenchou-ojyuken.blogspot.com/2020/01/blog-post_21.html
共働き&保育園の年長から始めた小学校受験。


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